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『カニツンツン』の巻 [ユイの絵本日記]

うちのおかーさんが図書館につとめていたとき
三大わけわからん絵本、って勝手に呼んでいた絵本があったのなの。

『もこもこもこ』と
『もけらもけら』と
この、『カニツンツン』なの。

もっとも!
わけわからん絵本は、いっぱいありますの。
アタラシイのはつぎつぎでてきてつぎつぎ消えちゃうから、
評価が定まった、ってよく言われる、
ロングセラーのなかでなの。

長新太さんの絵本は、
ほぼすべてがわけわからんなの。
だからジョガイですの。
むずかしくてオトナにはリカイできないって言われてるほどなの。

あかちゃんの本、に分類される絵本も
わけわからん、というか
ストーリーよりコトバの響き
絵のインパクト、に重きを置いているモノが多いから
こちらもジョガイするのなの。

いつかコドモが生まれたら
はたしてこれらの絵本をほんとうにヨロコブのか
試してやろうと思ってたらしいのなの。

で、このあたしが、
ヒカク的早い時期に被験者となったわけなの。
3か月くらいのとき。
・・・で、やっぱり早すぎたかもなの・・・

『もこもこもこ』は
なんだか絵がぼんやりで
いま一つノれなかったなの。

『もけらもけら』はテキストが多すぎて飽きちゃったなの。

『カニツンツン』はやっぱりこれも
テキストが多かったの・・・。

だけど、半年すぎてまた挑戦したら、
あたしにも楽しさがわかってきたのなの。
やっぱり、表紙の色がきいろだし。

あかいのもね、全部のページに出てきてツンツンいってる、
このカニなのかツンツンなのかわかんないブッタイが
おもしろいなの。
手をのばしてさわってみるの。
カニツンツンのカニって
じつはハサミのあるカニのことじゃないみたいだし
ナゾなの。
コトバは、ひとつひとつは意味がないようで意味があって
それは最後に解説までついているなの。
ラレツされることには意味は?あるの?ないの?
って感じなんだけど
そんなことオトナたちに考えさせておけばイイことなの。
あたしは早口で読んでもらうのがイイ感じだと思うなの。


カニ ツンツン (こどものとも傑作集)

カニ ツンツン (こどものとも傑作集)

  • 作者: 金関 寿夫
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2001/10/31
  • メディア: 単行本




もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)

もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)

  • 作者: 谷川 俊太郎
  • 出版社/メーカー: 文研出版
  • 発売日: 1995/02
  • メディア: 単行本




もけら もけら (日本傑作絵本シリーズ)

もけら もけら (日本傑作絵本シリーズ)

  • 作者: 山下 洋輔
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1990/11/30
  • メディア: 大型本





絵はすべて同じ人がてがけています。
テキストはそうそうたる方々です。

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