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出産日記7 おっぱいクラブ [非日常]

あー、エロい人は帰って!
そういう話じゃないからっ。
赤ちゃんのね、おっぱいの話。
5月に入ってから
出産の話題が続くなか、今回は、
とくに出産経験者にしか共有しにくい内容となってしまいますが
一日の多くの時間を授乳に費やし、
おっぱいのことばっかり考えている出産後のこのわたし。
母乳の経緯を書きとめておきます。

出産前から、母乳育児に対して
そんなにこだわりがなかったわたしです。
母乳のほうが丈夫に育ちそうだし、
経済的っぽいし、
まぁ、でなければそのとき調乳用品を買えばいいか、
というくらいの感覚でした。

病院で授乳の方針をきかれたときも、
できれば母乳中心にしたいですけど
足りなければミルクでも・・・というふうに
軽く答えておりました。
なかには母乳しかあげたくない、
とこだわっている人もいるそうで
そういう希望があればきいてくれるのだそうです。
わたしは、ユイの体重も減ってきているし
体重が減りすぎて病気になるよりは
粉ミルクを足してもらったほうがいいかな~
と思い、入院中からずっと
ちょびっとの母乳とミルクをあげてました。

出産の翌日から授乳を始めたのだけれど
最初は出ませんでした。
出なくても赤ちゃんにすってもらうことが大切と、
横になりながらくわえさせたりと、試みました。
赤ちゃんも最初は吸うのが下手で
吸ってもおっぱいがでてこないものだから
怒って泣きます。
または、吸ってる間につかれて寝てしまいます。
吸われる乳首もかなり痛い。
3時間おきにマンモグラフィをやられているかのような。

看護師さんがもみほぐしてくれたりして
ようやく数滴滲みだしてくるようになりました
初乳は大切、ということで
その数滴を注射器で集めて飲ませてくれました。

起きて歩けるようになってからは
授乳室に行き、そこで授乳をします。
24時間明かりがついていて
授乳クッションやおむつなどが常備されています。
そして、何時でも、
看護師さんが授乳のしかたを見てくれます。。

赤ちゃんが泣くと、授乳室へ連れてくるわけですが
みんな2、3時間おきにやってくるため
同じ時期に出産した人とは
しょっちゅう顔を合わせることになります。

しかも、授乳についてはどの人もなにかしら悩みを持っています。
内容は人それぞれ。
母乳が出すぎておっぱいが張ってしまう人とか
授乳しても泣きやまなくて夜中じゅう授乳室と病室を往復している人とか。

わたしはといえば
母乳の分泌量が少なく、
赤ちゃんの吸う力も飲む量も少なく
体重が減ってしまっているし
授乳のときは肩に力が入りすぎている、という
けっこうやっかいなケースだったりしました。

退院の一週間後に体重チェックでまた病院に行ったのですが
一週間の間になんとか体重も増えていてひと安心でした。
退院するとき、じつは看護師さんたちにも
かなり心配されていたらしいということもききました。

そして昼夜問わず授乳をするのはけっこうしんどいので
苦しみを分かち合いともに戦う仲間、
みたいな雰囲気になります。

妊婦健診に通っていたころ
赤ちゃんを連れて出産後の健診に来ている人たち同士が
やたらと親しそうで、
看護師さんともまた親しそうなのを見ていましたが、
このような入院期間と授乳室通いを経て
そのような関係になっていたのだと納得しました。

わたしも入院している間に
授乳室で何度も顔を合わせて「井戸端会議」したふたりの人たちと
退院時にメールアドレスをやりとりし、
今でも赤ちゃんの成長など、
たまに連絡をとりあっています。
年も近くてたまたまみな初めての出産でした。
生まれた日が一週間もちがわないので
これからの成長や健診などのイベント関係についても
同時に訪れるわけです。
これがママ友というものか!
非常に心強いですね。

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